1949-04-02 第5回国会 衆議院 決算委員会 第3号
それから物價の高騰によりまして、一人当り七円五十銭で足らなくなつて、当初予算額の百四十六万円のほかに二百二十九万円というものを工事費から流用いたしまして、そういう現場給食の事務費に充当せざるを得なくなつた。その工事費をそういう現場給食等の事務費に充当したことが不当である、こういう御指摘を受けたのであります。
それから物價の高騰によりまして、一人当り七円五十銭で足らなくなつて、当初予算額の百四十六万円のほかに二百二十九万円というものを工事費から流用いたしまして、そういう現場給食の事務費に充当せざるを得なくなつた。その工事費をそういう現場給食等の事務費に充当したことが不当である、こういう御指摘を受けたのであります。
一つはこの回線統制本部が全國的に亘つておつたということと、もう一つ現場におきましてこの仕事を急速にやつて行くという関係上、この工事費の一部を事務費に流用いたしまして、それによつて從業員の方に、いわば現場給食と申しますか、大体從來は炊出しをいたしておつたのでありますが、最近の事情によりまして、多数の人間の食糧を纒めて炊くことができないというようなために、炊出しに代つて各個人に金を渡したということが一つの
この乏しき食料危機の中にあつて、炭鉱勞務者には主食六合、家族三合、加うるに現場給食一合の配給があるのであります。而も亦炭鉱勞務者はすでに四十三万を超え、戰前の炭鉱勞働者の人員を違かに凌駕しておる。むしろ過剰人員の状態にさえあるのであります。
この実施要綱中にありまするところの、いわゆる重点炭鉱に対するところの資材、資金の優先集中配給であるとか、或いは坑内夫及び坑内の係員に対しまする現行の現場給食を引続いて続けて行くとか、或いは作業の指揮系統を定めるとか、或いは就業規則を労協によつて規定するとか、或いは紛爭議の早期平和的解決のために、石炭の專門の特別労働委員会を設置するとかいうような建前においてやつておられるのであります。
「現行現場給食を継続する外、本方式実行に伴う能率向上による所得で一定基準以上のものに対する所得税について特別の措置を講ずる。」
○庄委員 この要綱の第二、要領の第一項に(三)でありますが、「坑内直接夫及坑内係員に對し、現行現場給食を繼續するの外、本方式實行に伴う能率向上による所得で一定基準以上のものに對する所得税について特別の措置を講ずる。」という項がありますが、これに對する具體的な案を御説明願いたいと思います。
すなわち第一に、炭鉱労務者の賃金引上、第二に、坑内夫えの現場給食、第三に、労務者えの副食物の確保、以上の三項目は二月中に実施すること。第四に、二十一年度第四・四半期の割当資材は、三月までに送りこみを完了する。第五に、二十二年度上期炭價を三月末までに決定する。第六に、二十二年毎期の所要資材は、各期末までに確実に送りこみを完了する。第七に、住宅四万戸を計画期日通りに建設する。
右方式の誠實な實行をなす坑内直接夫(採炭、充填、掘進、仕繰夫)でございますが、こういうような種類の直接の人たち及びそこに從事しておる坑内の現場係員に對しましては、現在行なわれておる現場給食を繼續する。尚本方式を實行することによつて能率の向上が圖られて行くであろう。それには所得も殖えて來るであろう。そういう所得に對しては一定の基準以上に達した場合には、その所得税について又持別の措置を講ずる。